2020年に開催された試験、「第52回社会保険労務士試験」の合格者が11月6日金曜日に発表されました。
今年の合格者は2,237人となりまして、まずは合格されたみなさん、おめでとうございます。
合格率は6.4%ということでやはり厳しい難関試験ということが改めて認識された結果となりました。
それでは、社労士試験の速報値ををいち早くお届けいたします。
2020年社会保険労務士試験の合格ラインは?
選択式問題の合格ライン速報
・総得点25点以上
・各科目3点以上
※救済処置として以下の科目は2点以上
「労務管理その他の労働に関する一般常識」
「社会保険に関する一般常識」
「健康保険法は2点以上」
選択式問題の「健康保険法」が救済処置となったことについては、予想外となったのではないでしょうか。
この救済で合格された方は、喜びもひとしおですね。
択一式問題合格ライン速報
・総得点44点以上
・各科目4点以上
択一式問題の「総得点44点以上」は昨年は43点でしたので、だいたい同じくらいの難易度だったのかと思われます。
合格ライン43点と予想している方もいましたが、没になった問題が1問ありましたので、44点以上は大方の予想通りではないでしょうか。
2020年社会保険労務士試験の合格者数は?
2020年(令和2年)に開催された「第52回社会保険労務士試験」の合格者は2,237人となりました。
ちなみに昨年の令和元年は2,525人でしたので、若干の低下という事になりました。
・49,250人
※前年49,570人
受験者数
・34,845人
※前年38,428人
合格者数
・2,237人
※前年2,525人
合格率
・6.4%
※前年6.6%
今年は、受験エントリー者数のうち受験者数の割合が70%ということが注目されます。
令和2年は新型コロナウィルスの影響により、生活環境や仕事のスタイルも大きく変わったことで、試験を見送った方も多かったということでしょうか。
社労士試験の合格者のうち、会社員や就業している方の割合は8割を超えるということで、
新型コロナによる影響は、非常に大きかったといえますね。
まとめ
今年も非常に厳しい試験結果となっております。
ですが厳しいからこそ、勉強のやりがいもあるのかもしれません。
今年は合格点に届かなかったみなさんについては、来年こそは合格できるように、今からこつこつと勉強をすすめていきましょう。
ポジティブシンキングです!